自動昇降設備:電動加納式ホースカー自動昇降装置

 ホースカーは現代の消防戦術では、無くてはならない物となってきました。しかし、従来から良く使用されていた、加納式ホースカーは積み降ろしに必要な労力が非常に大きく、消防隊員の大きな負担になっていました。
 長野ポンプが開発した、加納式ホースカー油圧昇降装置は油圧シリンダーでホースカーを昇降させますので、人力をまったく必要としません。これにより現場の消防隊員の疲労を軽減し安全の確保に貢献します。

特徴

1.ホースカーの昇降がボタンひとつでワンタッチで行なうことが出来ます。
2.6本、8本、10本のどのホースカーにも対応します。
3.油圧発生装置がユニットと一体化している為,油圧配管を必要とせず、構造が簡単で安価です。
4.既存の車輌にも取付が可能です。

長野ポンプではこのものづくりの哲学のもと、一台の車輌はひとつのチームが最後まで責任を持ち、つくり上げる。

この方法はドイツのバイエルン地方のある有名な車メーカーと同じ手法である。

流れ作業の中では前後の流れがつかみ難く、その中から生まれるセクショナリズムは時として品質に悪影響を与えることがある。

また流れ作業は同じ仕様のものをつくって初めて効率があがるため、そのラインでものづくりをするとき、各地域の特性に応じた消防車輌をつくる、といったことがやりづらくなってしまうという問題を内在している。

長野ポンプ株式会社は1934年(昭和9年)、初代社長 長野三郎によって石川県金沢市に設立された。当時は日本国内に100を越えるポンプメーカーが存在していた。

金沢市内にも能瀬、鈴木、高田などのポンプメーカーが存在しており、長野三郎は能瀬でポンプづくりを学んだ。

ポンプづくりは師弟関係のなかで厳しく継承される。その中に長野ポンプのものづくりの原点が育まれてきた。

長野ポンプの消防車両づくりの理念は「現場で命を懸ける消防職員、分団員を車づくりの角度からサポートする。」そして「加賀とびの伝統を支え、守る。」という気概によって支えられている。

この理念は73年を経過しても変わることなく受け継がれている。手を伸ばすと自然な位置にある手摺、大きく曲面を描き足が引っ掛らないように配慮されたサイドカバー、フェンダーとステップ・ボディとステップが交差するところに設けられた錆を防止する排水用のレインランネル、長距離送水、高所送水時に威力を発揮する、A2級ながら規格放水量で2600L/min高圧放水量で2100L/minを誇るNF75型高圧二段バランスタービンポンプ、視界を妨げず操作性を向上させ、さらに接触による頭部の損傷を防止する標準装備のオーバーヘッドコンソール、そして専用設計技術によりその地域の特性に合わせてつくられる頑固なまでの「ものづくりの思想」。

このひとつひとつは特に特徴のあることではないが、長野ポンプが永年、現場の声を聞きながら改良してきた、たゆまない努力の成果がここにある。よく「企業風土とは何か。」と言われることがあるが、『風土の「土」の 部分はこれからも変わることのない、また変わってはいけない企業の理念であり、ものづくりの哲学である。

「風」の部分はその時代背景に適応して変わっていくもので経営の手法や技術などである。』といえる。そして、これから何年たっても変わることのない長野ポンプのものづくりの哲学は「人の命を救うために自分の命を懸ける人たちのために思いやりをもって消防車輌をつくり込み、それを通じて地域社会に貢献する。」ことにある。

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